【高校受験】英語の勉強法完全ガイド|単語・文法・長文・リスニングの勉強法を徹底解説

今回の講義では高校受験の英語の勉強法についてお話します。
高校受験の英語は、正しい方法で勉強すれば成績を上げられます。

ですが、英語は単語や文法・長文などたくさんの項目があるため、何から手を付ければいいのかわからなかったり、どういう順番で勉強を進めていけばいいのかわからないという受験生が多いです。

今回の内容

・高校受験の英語の勉強法
・年間を通じた学習のスケジュール
・英語の受験勉強でよくある質問への回答

この講義を読むと、高校受験の英語の勉強の進め方が理解できます。
今回紹介する進め方のとおり勉強することで大きく成績を上げることが可能です。

これまで大きく成果を出した高校受験生

  • 偏差値45から1年間で偏差値を20以上アップ
  • 9月模試で志望校E判定から勉強を開始して逆転合格
  • 定期テストの点数を半年間で30点から90点までアップ

いぶきWebスクールのしのはらは、15年間以上塾講師としてこのように大きく成績を伸ばした生徒を指導してきました。
今回は、これらの高校受験で成功した生徒たちが実践していた勉強法についてご紹介します。

また、記事の最後にはネットではなかなか情報が出回っていないような偏差値70を目指す受験生や、反対に偏差値30の受験生からの質問にお答えします。
ぜひ、最後までご覧ください。

高校受験の英語の勉強法

高校受験の英語は大きく分類すると、単語・文法・長文・リスニングの4つの要素に分解できます。
そして、単語と文法の知識を使って、長文とリスニング問題を解くイメージが必要です。

単語や文法の知識は、長文やリスニングの中に多く含まれます。
たとえば、長文問題を解いたときに単語力が付いていない受験生は、「単語がわからなかったから何を書いているかわからなかった」と言います。
また、文法が未完成の受験生は、単語の意味から適当に訳してしまって、読み間違いが多いです。

単語や文法が理解できていないままでは長文やリスニングの問題を解くことはできないということです。
さらに、単語と長文が身に付いてきたら、長文やリスニング問題を練習することも重要です。
というのも、長文やリスニング問題には、ある程度決まった出題パターンというものがあります。
出題パターンごとの解き方を身につけるためには、長文やリスニング問題を演習するのが一番です。

高校受験の英語の勉強5ステップ

それでは、単語・文法・長文・リスニングをどのような手順で勉強していけば良いかについてお話します。
理想のペースは次のとおりです。

高校受験の英語の勉強の理想のペース

  • 中3の夏休み終了までに『単語』『文法』を仕上げる
  • 中3の2学期は『長文問題』『リスニング問題』に取り組む
  • 冬休みから受験までは『過去問』の演習で最終チェック
  • 出遅れてしまっていても単語と文法から順番に勉強すること

単語・文法・長文・リスニング・過去問、それぞれの勉強法についてお話します。

ステップ①英語学習の超基本である「単語」の暗記

単語は英語において1番の基本です。
たとえば数学では、たし算やひき算が出来ないと文章題は解けないですよね。
英語の勉強で言うと、たし算やひき算にあたる部分が単語です。

単語帳を使って勉強しよう

高校受験で覚えておくべき英単語は小学校で学習した単語も含めて、2400語程度です。
多くの単語を効率よく覚えるためには単語帳の活用がおすすめです。

単語帳を使うことで、高校受験で特に出題されやすい単語を効率よく勉強できます。
特に、次の3冊がおすすめです。

ターゲットは、スマホアプリでも学習可能で、超簡単な単語から一つずつ丁寧に覚えるのに使えます。

キクタンは、リズムに乗って覚えられる音声CDが付いているので、リスニングも平行して学習できます。

システム英単語は、短文を使っていく方式でハイレベルな高校受験にも対応可能です。

単語の勉強の仕方については次の講義で詳しく説明していますのであわせてご覧ください。

ステップ②英語の読み方や書き方のルールである「文法」の理解

文法とは、英語における単語の使い方のこと。
英文法が理解できていないと、読解やリスニングに支障が出ます。

たとえば、次の文章を訳してみてください。

The news made her happy.

この文章を、「そのニュースは彼女を幸せに作った。」なんて訳し方をしてしまった人は、これから文法めっちゃ頑張りましょうね。

makeには「make(人)(状態)=(人)を(状態)にする」という訳し方があります。
なので、正しく訳すと「そのニュースは彼女を幸せにした」となります。
これは文法を知らないと正しく英文を訳せないことのほんの一例です。

そのため、長文問題やリスニング問題に取り掛かる前に、文法をしっかり理解することが大切です。
文法が理解できていない状態で長文やリスニングに取り掛かっても、なかなか学力は上がりません。土台がグラグラだからです。

しかも、英作文の問題も並び替え問題も文法が理解できていれば、「文法ルールを守れば、この答えにしかならないよね」という感じで解けるようになります。

「中1内容から英文法をやり直す時間なんてないよ」

このように思う人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
中学校範囲の英文法は本気を出せば案外すぐに終わるものです。

高校受験で出題される英語の文法をまとめました。
(学年は使用している教科書によって異なる場合があります。)

高校受験で出題される中学英語文法まとめ

中学1年生で学習する内容
be動詞
一般動詞
助動詞can
疑問詞
名詞
前置詞
三人称単数
命令文
感嘆文
be動詞の過去形
一般動詞の過去形
現在進行形
未来を表す表現
さまざまな助動詞
助動詞を使った表現
look+形容詞
There is〔are〕 ~.

中学2年生で学習する内容
過去進行形
助動詞
接続詞
動名詞
不定詞
不定詞の表現
文の構造
比較表現
受け身
間接疑問

中学3年生で学習する内容
現在完了
現在完了進行形
間接疑問文
不定詞の表現
文型
関係代名詞
現在分詞・過去分詞
仮定法

英文法の復習にはスタディサプリがおすすめ

英文法の復習にはスタディサプリがおすすめです。
『スタディサプリ』とは自主学習型のWebサービスのことで、PC/スマホ/タブレットを使って授業が受けられます。

スタディサプリは自分が勉強したいときに自分のペースで学習できるので、どんどん進めていきたい英文法の復習に最適です。

中学英語を担当している先生は、竹内健先生と丸岡幸子先生の二名。
どちらも、塾や予備校、大学などで講義をなさっている一流の先生です。

竹内健先生
丸岡幸子先生

スタディサプリの『中学英語 共通版』という講義は、中1内容が19章・中2内容が15章・中3内容が11章で構成されています。
だいたい1章につき1時間あれば学習可能なので、中学英文法全45章を一ヶ月半で学習可能です。

14日間無料月額2,178円で受けられるので、英文法を勉強する1ヶ月のみの利用であれば、参考書などを購入するよりも安く学習できる計算になります。

高校受験に出る英語文法を45日間で学習できる!

スタディサプリをためしてみる

兵庫いぶき塾でもスタディサプリを導入しています。

中3夏時点で偏差値40、中1内容から文法をやり直す必要がある生徒が入塾したことがありました。
その生徒に伝えたのがスタディサプリを1日1章ペースで進めること。

その生徒は結果、最短の45日で英文法を学び終えました
そして、次のステップの長文やリスニングの勉強に進んでいき、偏差値55までアップし見事に志望校に合格できました。

ステップ③高校受験で最も配点が高い『長文』を攻略

英語の長文問題は、高校受験の英語問題のほとんどで最も配点が高く、しっかり対策が必要です。
ですが、「長文問題ってどうやって勉強すればわからない」ということを受験生の皆さんから多く相談を受けます。

長文問題は、次のような流れで勉強することで力を付けられます。

高校受験の英語長文問題の勉強法

  • 問題を自力で解く
  • 丸付けをする
  • 覚えられていなかった単語はカードにまとめる
  • 全文訳を作る
  • 解説は全て読む(特に訳せなかった文章は熟読)
  • 訳せなかった文はノートにまとめる

長文の学習で大切なのは一文一文を単語力と文法力を使って訳すことです。
一文一文を精読する力が付けば、それらが塊になって出てくる英語長文も訳すことが出来るようになります。

そのため、なんとなく長文をたくさん解いても実力は身に付きません。
1つ1つの長文について問題を解いた後で全文訳を作り、丁寧に訳しながら学習することを心掛けましょう。

おすすめの高校受験英語長文問題集

英語の長文問題集でおすすめできる3冊を紹介します。
全文訳が付いていて解説が詳しい問題集を選んでいます。

おすすめの高校受験英語長文問題集

使い分けは志望校のレベルで選べばOKです。
偏差値60までの高校を目指しているなら、標準問題集
偏差値65までの高校を目指しているなら、全国高校入試問題正解
偏差値65以上の超難関校を目指しているなら、長文難関攻略30選

これらの問題集をやり終えてから過去問演習へ進むルートで学習していきましょう。

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また、文法でスタディサプリを使っていた人には都道府県別の公立高校入試対策講座もおすすめです。

ステップ④意外に配点が大きい『リスニング』を攻略

高校によっては問題全体の2〜3割の配点をリスニングが占めることもあります。
たとえば、兵庫県の公立高校入試の場合リスニングは100点満点中24点をも占めています。

なのに、多くの受験生がリスニングの勉強をやらずに受験に向かってしまう傾向があります。
他教科の勉強が忙しかったり、なかなかリスニングまで手が回らないという事情はあると思いますが、20点も出題される問題形式を勉強せずに受験に向かうのは危険です。

リスニング問題は、次のような流れで勉強しましょう。

高校受験の英語リスニング問題の対策にはケンドラ・ランゲージ・スクールの『英語の耳を作るリスニング』という動画がおすすめです。

YouTubeで、おもしろ動画やゲーム実況を見る暇があるならケンドラ・ランゲージ・スクールの動画を見てください。
意味を確認しながらリピーティングすれば確実に英語耳が鍛えられます。
そして、志望校の過去問・全国の高校入試問題を解けばリスニング対策はバッチリです。

リスニングは「全然ダメ」という状態から、いきなり「できる!」にかわる伸び方をします。

勉強を始めたときは「何を言ってるかさっぱりわからない」という状況に陥ると思います。
ですが、繰り返し練習すれば絶対に上達できます

兵庫いぶき塾の受験生も最初は苦戦しますが、1ヶ月ほど毎日やれば、ある時急にググッと伸びます。

リスニングの勉強をせずに受験に向かう人がいますが、ぜひ、しっかりリスニング対策をしてほしいと思います。
リスニング問題はしっかり対策をする人が少ないからこそ、「他と差をつけやすい」とも言えますからね。

ステップ⑤最終調整は『過去問』で

単語力と文法力を身につけ、長文問題とリスニング問題に取り組んだら過去問で最終調整をしていきましょう。
志望校の過去問だけでなく最新の高校入試問題を多く解くのがおすすめです。

というのも、入試問題にはブームがあります。
近年よく見る問題形式としては、実用性の高い英語資料の読み取りなどが挙げられます。
また、数年前と比較して英語の長文の語数はどんどん増加傾向にあります。

これらは指導要領の改訂や大学入試の変化によるものです。
教育の根底の考え方が変化していくので、それに沿った形で入試問題にも流行が出てきます。
そのため、志望校のあまりにも古い問題(最新年度の過去問に載っていない問題)よりも、最新の入試問題を解くのがおすすめです。

おすすめは旺文社の全国高校入試問題正解を使って学習すると良いでしょう。
この問題集には全都道府県の公立高校入試や主要私立高校の入試問題が掲載されています。

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過去問を学習する際も長文の勉強法と同じように全文訳を作り、丁寧に学習することを心掛けましょう。

高校受験までのスケジュール

それでは、ここまでご紹介してきた、高校受験英語に必要な単語・文法・長文・リスニングのどのような学習をどのようなスケジュールで進めていけば良いのかご紹介します。

中学1年生と中学2年生

中1・中2は定期テストで点を取ることが第一目標です。
中2までの内容は高校受験の勉強の土台になります。

クラブや習い事などで忙しく、まだまだ勉強に本腰という訳にはいかないかもしれません。
ですので、定期テストに合わせてしっかり学習を進めていきましょう。

中学3年生の1学期

中学3年生の1学期はクラブ活動も最後の大会やコンクールなどの目標に向けて取り組んでいるため基本的に中1中2と同じで定期テスト中心の勉強になります。
余力があったり、高い目標を持っているなら単語の学習から受験勉強をスタートしましょう。

中学3年生の夏休み

クラブが終わったらそろそろ本格的に受験勉強開始
目標は「単語」と「文法」を夏休み中に固めることです。

クラブ引退後、どれだけすぐに勉強に気持ちを切り替えられるかによって、今後の学習の進度や到達レベルが変わってきます。

英語が苦手な受験生も、スタディサプリを使えば文法は45日間で学習可能です。
学校は文法内容が残っていると思いますが、出来れば先取りで学習しておきたいところです。

中学3年生の2学期

中3の2学期は定期テストはもちろん、実力テストもあります。
また、志望校と自分の学力レベルの差を測ったり、学習がうまくすすめられているかチェックするために、模試も積極的に受験するべきです。

単語と文法が仕上がった受験生は長文とリスニングの学習を開始しましょう。
長文とリスニングは毎日コツコツやることが大切です。

中学3年生の冬休みから受験まで

中3冬休みからは過去問中心の勉強になります。
まだこの時期になっても単語と文法が足を引っ張っているようなら、ペースアップしましょう。

高校受験の英語に関するよくある質問への回答

それではここからは高校受験の英語の勉強について多く頂く質問にお答えしていきたいと思います。
質問は当講座のコメント欄やTwitterInstagramで受け付けています。

単語が仕上がるってどういう状態ですか?

単語が仕上がっている状態というのを、高校受験で出題される2400語の単語を英語から日本語に直せる状態だとしています。
単語が日本語に直せない状態では、長文問題の勉強をうまく進めることができないからです。
英語から日本語に直せるようになった後は、日本語から英語にも挑戦しましょう。

ペースどおりに進んでいないのですがどうすればいいですか?

単語と文法は夏休み終わりまでに終わらせるのが理想です。
2学期からは長文とリスニングの対策をしたいからです。
ですが、クラブが忙しかった受験生などは2学期に入っても文法が残っていることは珍しくありません。
単語と文法は最低でも10月末くらいまでには目処を付けて、11月と12月は長文とリスニング、冬休みからは過去問演習をしたいところです。

偏差値70を越えるような高校の対策はどうすればいい?

偏差値70を越えるような超難関高校を目指す場合、今回紹介した勉強に加えて高校レベルの学習が必要です。
以前、灘高校(偏差値79)に進学した受験生には次のようなことを課していました。

もちろん、90%以上の高校受験生はここまでやる必要はありません。

偏差値40台なのですが、何から始めればいい?

偏差値40台から逆転を目指すのであれば単語と文法から土台作りをしましょう。
厳しめに言うと、偏差値40台ということは基本が理解出来ていなかったり、覚えられていなかったりする可能性が高いです。
今回お話した単語と文法の勉強にすぐに取り組みましょう

英検は受けた方がいい?

加点がある高校を受験したり、英検を取りたい意欲があるなら受けてみましょう。
10月〜11月に行なわれる第二回を受験するのがベストですね。

塾には、入った方がいい?

高校受験のために塾に絶対入らないといけないわけではありません
ですが、塾に通うことには、勉強法での悩みがなくなったり、授業によって勉強時間が確保されたり、わからないことをすぐに質問できるといったメリットがあります。

今回の講義は以上です。
これからも兵庫県の中学生や、高校合格を目指す受験生にとって役立つ情報を発信していきます。

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特にオススメなのは、Instagram
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