【高校受験】英語の長文読解問題で高得点を取るための7ステップ勉強法|おすすめ問題集3選

今回の講義では、高校受験の英語長文の勉強法について解説していきます。

「英語の長文問題は、どうやって勉強すれば点数が上がりますか?」
こういった質問を毎年受験生からもらいます。

中学校では長文問題対策は行なわれることが少ないようです。
そのため、高校受験生の多くが英語長文の勉強の仕方で悩んでいるようです。

いぶきWebスクールの塾長の篠原はこれまで、兵庫いぶき塾で高校受験生に向けて英語長文の勉強の仕方を指導してきました。

高校受験英語の配点が一番高い英語長文問題の対策は必須です。
また、英語の長文問題を解くためには単語力や文法力など様々な力を必要とします。
そのため良くない学習のやり方では、頑張っているのに結果が出ないということになりやすいです。

今回の講座では、学力がメキメキついていくような、英語の長文問題の勉強法についてお話します。

今回の内容

・高校受験の英語で長文読解の学習が重要な理由
・高校受験の英語長文を攻略するための7ステップ勉強法
・高校受験の英語長文で点数を取るために必要な3つの力
・高校受験英語長文問題集のおすすめ3選

それでは、始めていきましょう。

高校受験の英語で長文読解の学習が重要な理由

高校受験の英語の問題は長文読解が最も配点が高いことが多いです。
そのため、長文読解問題の出来次第で、英語全体の出来・不出来が決まってしまうようなイメージです。

たとえば、兵庫県の公立高校入試の英語の問題では100点中50点程度が読解形式の問題。
およそ半分が長文読解の点数です。

公立・私立を問わず他の高校の問題でも、英語長文が最も配点が高いことがほとんどです
そのため、高校受験の英語で高得点を目指すためには長文読解問題の学習が非常に大切です。

どうして長文読解問題の配点は高いの?

近年の指導要領の変更などによる教育改革では「実用性」が問われています。
簡単に言うと、中学生や高校生の頃に英語を勉強してきた、今の大人たちが英語を読めないことが問題視されているのです。

「それじゃあダメだよね」と言うことで、実用性をもっと大事にしていこうという教育の改革が進められているのです。

実際、近年の高校入試の長文読解問題では、新聞記事レポートなど実用性が高い文章が出題されています。

高校受験の英語長文を攻略するための7ステップ学習法

英語長文問題の学習手順は、次の7ステップで行うのがおすすめです。

高校受験の英語長文を攻略するための7ステップ学習法

  1. 問題を自力で解く
  2. 丸付けをする
  3. 知らない単語をカードにまとめる
  4. 全文訳を作る
  5. 解説をよく読み、全文訳が間違っていないか確認する
  6. 訳せなかった文をノートにまとめる
  7. 長文を繰り返し音読する

「長文の勉強ってこんなにやることが多いの?」と思われるかもしれません。
ですが、この7つのステップ全てに学習の意図があります。

受験生の多くが、長文問題を解いて丸付けをするだけで終わらせてしまいます。
ですが、それでは、長文読解問題に必要な力をつけることはできません。

特に、問題を解いて丸付けをしてからの、ステップ③以降の学習が非常に重要です。
長文を読み解く上では、単語力・文法力・読解力といった力を鍛えていくことが必要だからです。

それでは、ひとつずつのステップについて説明していきます。

ステップ①問題を自力で解く

まずは、自力で問題を解きましょう。

過去問や問題集などでは制限時間に合わせて解答するようにしましょう。

基本的には、テストと同じ感じで、問題を解いていけば大丈夫です。

ステップ②丸付けをする

問題を解いたら、すぐに丸付けをするようにしましょう。

できるだけ記憶の中に問題が残っている状態で丸付けをすることが大切です。
問題を覚えていれば、「あの問題ってこういうことだったのか!」という気付きに繋がりやすいからです。

ステップ③知らない単語をカードにまとめる

ここからが長文読解の学習の本番という意識で行いましょう。
ステップ②までの、問題を解いて丸付けをするまでは自分がどれくらい解けるかを知るための学習の準備くらいのイメージです。

ステップ③は「単語力」をつけるための学習です。
単語が覚えられていないと文章を読み解くことはできません。
長文内の知らなかった単語は、単語カードにまとめるようにしましょう。

カードにまとめるメリットは、単語をいつでもどこでも復習できることです。
単語カードは常に携帯するようにして、時間が空いたときに何度も見直すようにしましょう。

ステップ④全文訳を作る

次は、一文ずつを正確に訳す力をつける全文訳です。

具体的な手順は次のとおりです。

英語長文を全文訳する手順

  1. 全文訳用のノートを用意する。
  2. 左側のページに英文を1文ずつ写します
  3. 右側のページに日本語訳をする。
  4. 全文訳が完成したら解答の訳と照らし合わせる
  5. 訳し方がわからないものは質問をする

「めんどくさいな」と感じる受験生も多いかもしれませんが、長文内の文を一文ずつ正確に訳すことで、「読解力」が身につきます。

極端な話、一文ずつしっかり訳すことが出来れば長文から意味を読み取ることは可能です。
そして、文を正確に訳す練習には全文訳が最も有効です。

「時間が掛かりすぎる」と思うかもしれませんが、全文訳は読解力をつけるためにはマスト
素早くこなしていけば大量の長文を勉強できるかもしれませんが、それでは一文一文を丁寧に訳す力が身につきません。
文を丁寧に訳しながら、じっくりひとつひとつの長文を読んでほしいです。

ステップ⑤解説をよく読み、全文訳が間違っていないか確認する

全文訳ができたら、解説をよく読み確認しましょう。
長文問題の解説は、間違っていた問題と、正解していた問題も読むようにしましょう。

というのも、正解できた問題も実は「たまたま正解できただけ。」ということがあるからです。
一つの長文問題からできるだけ多くのことを学ぶイメージで、正解できた問題も解説をしっかり読み込みましょう。

また、可能であれば、全文訳は学校の先生などに添削をしてもらってください。
自分では訳せていると思っていても、訳し間違えていることがあるからです。

ステップ⑥訳せなかった文をノートにまとめて整理する

全文訳をした時に、訳せなかった文章をノートにまとめるようにしましょう。

訳し方のヒントを解説などを見ながら書き込んで、「なぜ、その訳になるか」が後から見てわかるようにしましょう。

そして、このノートは毎日繰り返し読むことで、内容を覚えていきましょう。

ステップ⑦長文を繰り返し音読する

単語をカードにまとめ、全文訳を作り、訳せなかった文をノートにまとめた段階で、その文章から内容理解ができるようになっているはずです。

長文1題につき2時間から3時間は必要ですが、丁寧にじっくり学習していきましょう。
また、ステップ⑥まで終えた長文は、音読を行いましょう。

音読を行うことで英語を読むスピードが高まります。
最初は時間が掛かりますが、どんどん訳すスピードが上がっていきます。
また、音読には短期間で復習できる効果もあります。

高校受験の英語長文で点数を取るために必要な3つの力

ここでは、高校受験の英語長文で点数を取るために伸ばしたい力について解説します。
長文問題をしっかり読み解くにはどのような力が必要なのかというと、大きく分けて次の3つが挙げられます。

英語長文で点数を取るために必要な3つの力

  • 単語力
  • 文法力
  • 読解力

実は、先ほどご紹介した7ステップ勉強法も、この3つの力を伸ばすために考えられた方法です。
長文読解を効率よく学習するために、受験生にも単語力・文法力・読解力を高める意識を持ってほしいです。

ひとつずつ説明します。

単語力

単語はめちゃくちゃ重要です。
1つの文の中に意味を知らない単語がいくつも出てくる状態では、文章の内容は理解できません。

高校受験に必要な単語はおよそ2,400語
長文読解の学習に取り掛かる前に、単語の暗記を進めていきたいです。
兵庫いぶき塾では、夏休みには高校受験用の単語帳の習得を目指しています。
2学期になっても単語が不安と言うことであれば、すぐに取り組みましょう。

英単語の学習についてはこちらの講義で詳しく話しています。あわせてご覧ください。
>>【高校受験】英単語が効率よく覚えられる学習法5ステップ

文法力

単語さえわかれば長文の内容を理解できるかと言うと、そうではありません。
英文の内容がわかるためには、文の訳し方=文法ルールを知らなければいけないからです。

多くの高校受験生が訳すことを苦手に感じる文法ルールは次の3つです。

高校受験生が「訳しにくい」と感じてしまう英文法

  • 関係代名詞
  • 不定詞の3用法
  • 使役動詞(第5文型)

この3つの文法パターンは、多くの高校受験で出題されます。
たとえば、兵庫県の公立高校入試2022でも関係代名詞・不定詞・使役動詞の文は出題されています。

こういった文から正確に意味を読み取るために、英文法の学習を進めていきましょう。
2学期からは長文読解の勉強に移行したいので、目安としては中3の夏休みには文法の土台を固めておきたいです。

英文法の学習法はこちらの講義で詳しく話しています。あわせてご覧ください。
【中学英語】英文法を覚えるための学習法4ステップを徹底解説!

読解力

単語と文法が覚えられたら、読解力をつけていきましょう。

読解力は、大きく分けて「精読力」と「要約力」の2つに分類されます。

精読力とは、単語と文法を使って文章を1文ずつ正確に訳す力のことです。
精読力をつける練習には、ステップ④の「全文訳」が有効です。

そして、要約力とは文章全体から筆者が伝えたい主張を読み取る力のことです。
日本語訳を読んでも内容が理解できないことは、結構あります。
「一文ずつは日本語に訳せるけれど、全体を通すと意味がわからない」という状態です。

文章の中から重要な内容を読み取るための要約力が必要です。
要約力の強化には、たくさんの長文を読み解き、文章に慣れることが重要です。

高校受験英語長文問題集のおすすめ3選

英語の長文問題の学習におすすめの問題集は次の3冊です。

ひとつずつ紹介していきます。

中学 英語長文 標準問題集

出版社受験研究社
金額1,045円(税込)

中学英語長文標準問題集は、基本・標準・実力の3ステップ式の問題構成になっており、レベルアップしながら英語長文の読解力をつけることができる問題集です。

くわしい解説や解き方が掲載されており、レベルの高い問題でもしっかり理解できるように説明されています。また、英語長文の日本語訳は全て掲載されているので、全文訳の確認もバッチリ行うことができます。

「中学英語長文標準問題集」は、こんな受験生にオススメ

  • 高校の入試の英語長文をはじめて勉強する受験生
  • やさしいレベルから順番に学習していきたい受験生

偏差値60くらいまでの高校を目指す受験生は、基礎固めを中学英語長文標準問題集で行った後に、過去問演習に進むルートがおすすめです。

全国高校入試問題正解

created by Rinker
¥3,245 (2022/07/05 16:40:44時点 Amazon調べ-詳細)
出版社旺文社
金額3,245円(税込)

全国高校入試問題正解は、2022年高校入試から47都道府県の公立高校と主な国立・私立および高等専門学校の問題と解答解説が掲載されている問題集です。

高校受験の問題にはトレンド(流行)があります。
近年の高校入試の長文読解問題は「多量多読化」が進んでいます。
「実用的な力」が新指導要領で求められていることからも、この傾向は今後さらに進んでいくでしょう。

最新の入試問題を多く演習するために役立つのが、全国高校入試問題正解です。
7ステップ学習法を全国高校入試問題正解に掲載された入試問題で実践することで強固な長文読解力が身につきます。

「全国高校入試問題正解」は、こんな受験生にオススメ

  • 高校入試の問題で力試ししたい受験生
  • 長文だけでなくリスニングなど他分野の演習も並行したい受験生

偏差値60以上の高校を目指す受験生は、全国高校入試問題正解で演習を重ねた後に、志望校の過去問演習に進むルートをおすすめしています。

英語長文難関攻略30選 

出版社東京学参
金額1,540円(税込)

英語長文難関攻略30選は、難関高校合格に特化した長文問題集です。

難関校の受験に必要不可欠な単語・熟語が一覧になっており、語彙力や読解力を強化できます。設問に対する詳細な解説と本文の全訳が付いています。

多くの受験生にとって英語長文難関攻略30選はオーバーワークになるため、手を伸ばす必要はありませんが、偏差値65を越える超難関高校を目指す受験生には、ぜひ手に取って欲しい一冊です。

「英語長文難関攻略30選」は、こんな受験生にオススメ

  • 偏差値65以上の超難関高校を目指す受験生
  • 全国トップクラスの学力を目指す受験生

偏差値65以上の超難関高校を目指す受験生は、英語長文難関攻略30選で演習を重ねた後に、志望校の過去問演習に進むルートをおすすめしています。

今回の講義は以上です。
これからも兵庫県の中学生や、高校合格を目指す受験生にとって役立つ情報を発信していきます。

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